Honda耕運機【プチな(FG201)】の紹介
Honda耕運機【プチな(FG201)】の紹介
我が家の耕運機プチなは、2017年に畑を購入しその同時期に購入しました。
最初は畑の土が固すぎて【鍬(くわ)】で耕やしても歯が立たず、
【つるはし】を購入し地面をたたいたり【土おこし器】でほぐす日々でした。
そんな中で、耕運機を買えばちょっとは状況がよくなるかもしれない、との思いで
購入したのでHonda耕運機【プチな】でした。
【プチな】のスペックは簡単にこんな感じです。
【プチな】スペック
・最大耕幅 45cm ・耕うん爪 25cm ・ガソリンエンジン搭載 50㏄クラスのエンジン 参考価格 2024年10月現在 79,970円 |
特徴は耕運機としては小さく軽い。
重さは18kgなので持ち運びができます。
さらに、たたむことができるため収納に便利です。
また、ガソリンタンクは0.35ℓで
おおよそ1時間程度耕うんができます。
私は、2ℓのガソリン携行缶を準備して使っています。
たかちゃんの畑(8×8=64㎡ほど)で、
ガソリンタンクの大きさで困ったことはありません。
【プチな】を使ってみて
畑を始めた頃は、本当に畑の土が固く、砂岩を削っているような感じでした。
軽さは【プチな】の特徴なのですが、
軽すぎで地面の固さに負けて跳ねるという感じで苦労しました。
耕運機の重さは、軽ければよいではないんだなと、この時に感じました。
ある程度、重さも必要ということがわかりました。
そこで、対策として
先につるはしや鍬、土おこし器で荒く、耕すことをしました。
荒く耕した後の状態から、プチなを使えば
時間はかかりますが、耕うんできるようになりました。
今は最初の頃ほど畑の土が固くならないので、
プチな一つで十分に耕すことができます。
ただし、雑草や枯草は禁物です。
【プチな】を使って耕うんしていますので、こちらも参考にしてください。 |
また、ガソリンの取り扱いも【プチな】がきっかけでするようになりました。
買う際はカセットガス式のものと迷ったのですが、
エンジン式にしてよかったと、思っています。
そして、プチなは使い方を工夫すればいい相棒になります。
軽いので気軽に出して、「ちょっと耕そう!」なんてこともできます。
耕運機【プチな】の不調
Honda耕運機【プチな】はエンジンオイルの交換が必要
耕運機の【プチな】を購入して、
畑の耕うんにも慣れてき、すっかり相棒になった【プチな】です。
ただ、最近・・・というか3年ほど前から
なんとな~く耕運機の調子が悪いな~と思っていました。
煙もいっぱい出ます。
具体的には、
・エンジンがかかりにい
・エンジン回転数が安定しない
・【ボボボボボブォッッブォッボボボボ・・・】みたいに息つく
・煙がすごい
・アクセルオフにするとエンジンストップ
・エンジンをかけるときにスタートのひもが急に固くなる
といった症状が出て、どんどん酷くなっていました。
オイルの確認をして量が減っていると補充したり
エアクリーナーのカバーを外したり…だましだまし使っていました。
調子が悪いから壊れたら買い替えかな~、
でも、お金がないしな~とか思いながら
改めてWEBの説明書を開いてみました。
【エンジンオイルの交換】というページがあります。
えっっ!?この耕運機オイル交換必要だったのか!???
と衝撃と驚きでした。
これまで、購入してから7年近く
2サイクルエンジンの感じでオイル交換不要と思い込んでいました。
エンジンオイルの点検・交換のタイミングについても説明書に記載がありました。
ついでなので、エアクリーナーも併せて載せています。
エンジンオイルは3カ月に1度交換になっています。
7年も放置してプチなさん、ごめんなさいという気持ちです。
エアクリーナーも交換しないといけませんね。
そして、さすがホンダ!
名車カブを作っているだけあります。
酷使しても壊れません。
思い込みは怖いと、痛感しプチなが壊れなくてよかったとホットする気持ちです。
【プチな】はエンジンオイルの交換が必須です!
エンジンオイル交換手順
準備するもの
●レンチ類(12mm)
●エンジンオイル(0.3ℓ)
メーカー推奨:HONDA純正ウルトラU汎用
またはAPI分類SE級以上のSAE 10W-30オイル
●計量カップ(300mℓが測れるもの)
●廃油を受ける容器
○シーリングワッシャー
(今回、私は交換していません)
エンジンオイルの選び方
メーカー推奨である API分類SE級以上のSAE 10W-30オイルとは ●API分類とは ○2文字目はオイルの性能を表す よって、メーカー推奨のAPI分類SE以上は
●SAEとは |
私が使用したエンジンオイル
○VANDASH 4サイクルエンジンオイル
10W30SL/CF(968円:ナフコで購入 )
(SL/CFはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン兼用という意味)
写真、右のカップは100円均一の計量カップです。
交換手順
まずエンジンが水平になるよう平らなところへ置きます。
エンジンは停止状態です。
まず、オイルの状況を確認します。
オイルキャップを回して開けます。
オイルキャップはこの写真のところです。
私は、今まで1回も交換していないので
当たり前ですがとても汚かったです。
しかも、オイルの量も少なくなっていました。
次に古いエンジンオイルを抜きます。
廃油ボルト(12mm)をレンチでゆるめます。
この時、オイルキャップは開けておきます。
廃油ボルトをゆるめた後、
手で回して外してください。
古いエンジンオイルが出てくるので
エンジンオイルを容器に受け取ってください。
エンジンオイルは各自治体の処分方法に従って処分してください。
私は不織布に吸い込ませて、燃えるゴミで処分します。
古いエンジンオイルが出て、空になったら
新しいシーリングワッシャーに交換して
再び、廃油ボルトを取り付けます。
そのあと、計量カップで0.3ℓ分のオイルを
オイル口(オイルキャップを開けたところ)から入れます。
古いエンジンオイルが抜けきっていない心配がある場合は
少なめに入れて、適宜オイル量を確認しながら追加してください。
エンジンオイルの量はこの黄色の線のあたりまでです。
これを超えると多すぎます。
交換が済んだら、廃油ボルトから漏れがないか確認をしてください。
漏れがなければ終了です。
追記:点火プラグの取り外し
説明書を確認すると、エンジンオイル交換の際は
点火プラグを外すよう記載がありました。
今回は気づかずに点火プラグを外さずに行いました。
作業する際は説明書の指示通り点火プラグを外してください。
黄色のところのゴムのカバーを引っ張って外します。
中に点火プラグがあります。
【プチな】復活
エンジンオイルで洗浄
今回、我が家の【プチな】は長年エンジンオイルを
交換せずに使っていたため、かなり黒いエンジンオイルが出ました。
蓄積された汚れが心配だったので、
1度目のエンジンオイルを交換したあと
エンジン内部の洗浄のつもりで暖気運転をしました。
それから、もう1回エンジンオイルの交換をしました。
暖気運転だけで十分汚くなったので、
相当汚れが蓄積されていたようです。
【プチな】復活
エンジンオイルを交換したプチなは
今までの不調は何だったの?というぐらい
元気になりました。
様々な症状が解決し
どんどん耕うんしてくれます。
当たり前ですが、
きちんとメンテナンスして、大切に使わないとだめだ
と
反省いたしました。
メンテナンスをろくにせず
ここまで働いてくれた耕運機です。
これからもまだまだいい相棒でいてくれる予感です。
ほんと、ホンダはいい製品をつくるな~と思いました♪
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